心押台の下部支え変更
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使用中のミニ旋盤には往復台を固定する機能が無い
ジブをきつめに締めているが、突っ切り等の時に微妙にずれるかも
そこで往復台を固定する装置を作成
海外のWebページ等を参考にした、carriage lockで検索したらヒントがたくさん見つかった
今回は現物合わせで作ったので図面は作らなかった
バンドソーを活用しフライス作業を楽にした
先日作成したバンドソー用小物固定装置を利用
材質はSS材
6mmの穴が2箇所、中央が8mmの穴
下板?には8mmのネジが切ってある
8mmのネジの頭部分にクロスする形で4mmのネジを切った
そこにレバーを差し込む
後で切子カバーをつける予定なので真ん中のネジ部分を沈め、ネジ自体の頭も少し削った
45度回して写真の位置でロック
手前(写真に向かって右方向)に回すとフリーに
これでテーパー削りを実施、前よりも安定して削れるようになった(気のせいか?)
大満足
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心押台を操作するたびにスパナでねじを回し、締めたり緩めたりしていた
何とかならないかと思ってNET検索したら参考になる改良記事がいくつか有ったので自分なりに作成してみた
フライス盤を使用し4枚刃10mmエンドミルで削る
何とか平らに削ることが出来た
固定ねじ穴に合わせて正確に位置決めをし、偏心軸を通す穴を空ける
穴径は10mm
①②③はφ20mmのSS材
レバーはφ6mmの鉄材(何かに使われていた廃材)
つまみはφ25mmSS材を適当にテーパーを変えながら削りだした
軸方向と直角に中心に向けて空けたはずだが、この部材を合わせて10mmの偏心軸を通そうとしたが引っかかってしまう
ヤスリで③の穴を少し広げて何とか通るようになった
レバーを前後に動かすだけで心押台の固定・解除が簡単に出来る
つまみが適度のおもりになって良い感じ
これで心押台を使う作業が楽になる
なお、偏心軸抜け防止用リングは0.9mmピアノ線を適当に丸めた、スナップリングが無かったため
製品によってかなり誤差があるので現物合わせで採寸する必要がある
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使用中の旋盤からカリカリと小さな音が聞こえ始めた
切り分けるためにモーターと主軸とのベルトをはずして動かしたら音はしない
主軸部分のベアリングからかもしれない
思い切ってベアリング交換に挑戦することに
NETで調べたら諸先輩方の参考記事が多数掲載されていた、有難い
非常に参考になったので、早速開始
まずは主軸をはずす
12mmの長ボルトと面版と長ナット等を利用して抜き出す
パキパキと音を立てながら抜け始めた
12mm角の治具を長ナットの支えにして延長し何とか抜けた
不安定なので途中で何度かバラバラに崩れた
もう少し長めのねじを用意しておけば良かった
きれいに清掃した
ベアリングは6206Zが取り付けられていた
ベアリングを抜き取る場面の写真は取り忘れてしまったが
原理は主軸を抜くのと同じなので簡単にできる
力も主軸を抜く時よりも少なくて抜けた
6206LLU(接触ゴムシール型)が防塵に良いとのことなのでそれを2個購入
短めの12mmボルトに12mm厚板と10mm厚円盤を組み合わせてベアリングを嵌め込んだ
板や円盤は作業開始前に作成しておいた
グリグリと入ってゆく
垂直に入っているか心配したが問題は無さそう
反対側も同じように嵌め込んだ
カバーは忘れないように主軸に通しておく
長ボルトと12mm厚板と角ワッシャ2枚とフライス盤作業で使っているステップブロックの組み合わせ
主軸をはずす時よりスムーズに入った
ステップブロックを組み合わせて高さを調整しながら嵌めていった
これで何とか主軸交換が完了となった
組み立てて動作試験をした結果は良好
カリカリ音はしなくなった
なお、ダイヤルゲージをフランジ部分に当ててぶれの有無を確認したがほとんど針は振れなかった
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先日、往復台にギアカバーを取り付けた時に調整も行った
従来はベッドを挟むプレート取り付けネジ3本と調整用のイモネジ2本で滑りを調整していた
このイモネジ2本を外して薄板のスペーサーを挟んで3本の取り付けネジで固定するように変更した
スペーサーは1mm、0.5mm、0.3mmのアルミ板と0.1mmのステンレス板を金切バサミで切って作成
取り付けネジ部分にUの字の切込みを入れ、これを何枚か組合わせて厚さを調整する
まず片側を調整し(やや固めにした)、確定したら1mmの板を挟んで余裕を持たせておいてから、もう一方を調整した
最後に余裕を持たせた1mmの板を外す
調整中に感じたことは0.05mmの板も欲しかった、微妙な調整に必要となる
次回の調整時には用意しようと思う
この調整で往復台の動きがしっかりしてきたように感じた
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